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Besson

Sovereign BE967 / BE968

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“ソヴリン BE967/BE968”ユーフォニアムは、輝かしい音色と活き活きとした吹奏感、そして自由なバルブアクションが魅力で、世界中のユーフォニアム奏者から愛され続けています。

“ソヴリン”ユーフォニアムは、“プレスティージュ”シリーズよりもほんのわずかに軽量で、広がりのある豊かな響きとレスポンスの良さが特長です。

“BE967”は大きく開いたベル、“BE968”はやや小ぶりのベルを持ち、音色や吹奏感の好みにより選ぶことができます。また、両モデルともコンペンセイティング・システムを標準装備しています。

“ソヴリン”ユーフォニアムは、その表現力と機能性ゆえに長年広く支持されています。そして他の“ソヴリン”モデルと同様に、ドイツでの生産開始以降、バルブの性能が飛躍的に進化しました。

また、チューニングスライドトリガーを標準装備した“BE967T”、“BE968T”が新しくラインナップに加わりました。

アーティストの評価

SOVEREIGN BE967
他では得られないベルベットのような音色、優れた均一性

　この楽器が持つ音色と均一性は、他の楽器では得ることができません。この楽器は倍音を多く含み、豊かで温かみがあり、密度の高いベルベットのような、信じられない音色を持ちます。
また、最低音から最高音まで全ての音域で同じ音色、同じ正確性で吹くことができます。吹く際に若干の抵抗感があり、唇に全ての感覚が良く伝わるため、アンブシュアのコントロールも容易です。
鳴りが良く大きく響かせることができるため、ソリストとしての長時間の演奏をサポートしてくれます。音の立ち上がりはとても明確ですが、なめらかさも併せ持ち、決して耳障りな立ち上がりにはなりません。
ピストンはとても敏捷で雑音もないため、とても早くなめらかに演奏することができます。
“SOVEREIGN 967″は私の期待に全て応えてくれる楽器です。

バスティアン・ボーメ

SOVEREIGN BE968
小柄な奏者におすすめの、魅力的な音色と小回りの利く楽器

　温かみと人間味のある音色が魅力的で、とても気に入っています。高校生の時から使い続けていますが、中間の音域が特に魅力的で、他のモデルに切り替えられません。
抵抗感はそれほど強くなく、割とスッと息が入り、音の立ち上がりもクリアです。繊細な音が必要な時などに小回りが利いて、扱いやすい楽器だと思います。音程はトリガーをつけているためオーケストラや吹奏楽でも問題ありません。
この楽器は、体格の小さい奏者や、女性には特にお勧めです。もし私が学生の頃に、よりパワーが必要な楽器を吹いていたら、ユーフォニアムを続けることができなかったと思います。ですから、これから本格的な楽器の購入を検討されている方には、何となくのイメージでパワフルな楽器を選んでしまうのではなく、しっかりと自分に合った楽器を選んで欲しいと思います。

SOVEREIGN BE968 – 鎌田裕子